石に乗り秋の蜥蜴となりにけり 飴山實
渓流沿いの大きな石の上に両手をついて、川のほうを覗き見たのか、その石の上に腹這いになって乗ってしまったのでしょうか。石の温度や堅さを皮膚で感じながら、水と緑の匂いのする空気を胸一杯に吸って、また大きく吐き出す。炎天の夏が...
渓流沿いの大きな石の上に両手をついて、川のほうを覗き見たのか、その石の上に腹這いになって乗ってしまったのでしょうか。石の温度や堅さを皮膚で感じながら、水と緑の匂いのする空気を胸一杯に吸って、また大きく吐き出す。炎天の夏が...
蕪村のこの名句ですが、解釈が難しいとされているそうです。たしかに、詠み手が胡蝶をつかんでいるのか、胡蝶がなにかをつかんでいるのか、判定しがたいものがあります。そこで、英文になっているものがあったので、見てみました。 B...