雪しろやしづかに岸の古びたる 飴山實

前書きに「金沢」とある。雪国の春に見られる風景であろう。雪代とは雪解水のこと。雪解けした水が川に流れ込み、岸辺近くまで水かさが増す。次々と流れ込む雪代の速さと、ただ静かに古びゆく岸辺の時間経過とが対照的。雪代の「動」と岸辺の「静」が調和した一句。

※古志HPの「今日の一句」の2月17日掲載分です。

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