一句鑑賞/飴山實 誰かまづ灯をともす町冬の雁 飴山實 Posted on 3 2月, 2010 by ちかた / 0件のコメント 雁が越冬する北国。早々と日が暮れ、戸外で活動していた人々は家に入り、町は静まりかえる。まず灯がひとつともり、そこから厳寒に閉ざされた屋内の暮らしが始まる。遠くには雁の声が聞こえている。ひとつの灯が、まるで人々の温もりのあかしであるかのように思えてくる。 ※古志HPの「今日の一句」の1月28日掲載分です。 冬、飴山實 ちかた ちかた の投稿をすべて表示