霜やけのこどもねむればねむくなる 飴山實

霜焼けは寒さだけでなく、水分が浸透したままの皮膚が乾くことで、静脈がうっ血しておこる。霜やけになるまで、子どもと一緒に雪遊びをしたのだろう。寒さに負けない子どもの健康さと、その子をたくましく思う親の心が伝わってくる。また、ひらがなの並びがどことなく呪文のようで眠気を誘う。

※古志HPの「今日の一句」の1月17日掲載分です。

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