看経のつくばひに来る小鳥かな 飴山實

看経(かんきん)とは経を黙読すること。蹲踞(つくばい)とは、俗世と切り離れた庵室へ入るために据えた手水鉢。客人はそこで身を低くして手を洗い清める。長旅を終えた小鳥が水鉢に頭を垂れて、水を呑んでいる。看経の静かさは、客人である小鳥への配慮でもあるのだろう。

※古志HPの「今日の一句」の9月28日掲載分です。

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