中村勇吾の流儀

昨夜はたまたま早く家に帰ってテレビをつけたら、知っている顔が映っている。驚いた。中村勇吾だ。NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」 に、あの中村勇吾が出ていたのである。彼と初めて会ったのは世紀が変わる直前のことであるから、もうずいぶん昔だ。彼を最後に見たのは、おそらく四年前、 彼の会社の立ち上げパーティ以来であったと思う。彼は根本的に変わっていなかった。その気高い理想も、その屈託のない無垢な笑顔も、あの時のままだった。 比べると、ずいぶん自分は変わってしまったように思えてくる。情けないことではあるが、私の気分は清々しい。清々しい気持ちにさせるほど、彼は輝いていたのだ。純粋なものが、きらきらとして見えた。中村勇吾は昔《一年の半分を仕事に費やし、残りの半分は充電したい》と云っていたが、ほんとうにそんな仕事の仕方をしていた。有言実行である。《根本的に、新しいことをしたい》という言葉にしても、律儀にすぎるほど貫き通している。彼がどんなに天才であっても 並々ならぬ努力がなければ、それは不可能だったはずだ。私は今回彼から心に残る言葉をいくつかもらった。しかし、それをここに書いては意味がない。なぜな ら書いたら、忘れてしまうからだ。いつまで、その言葉を私は心の中に残しておけるだろうか。

1件のコメント

  1. やはり書いておかないと忘れそうだから、メモだけ書いておきます。
    「驚きは二度起きる」
    「真のコラボレーションは個人の頭の中で起こる」
    などなど。

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