一句鑑賞/飴山實 菖蒲湯の底まで夕陽子と沈む 飴山實 Posted on 18 12月, 2008 by ちかた / 3件のコメント 中七の「夕陽」のあとで切れを入れて詠むと、下五の「子と沈む」にものすごい重力を感じると思います。読み手も湯の中に引きづり込まれて、湯に聴覚が密封されるからでしょうか、現実から遮断されたような感覚に陥るのです。湯に沈んでい...