一句鑑賞/飴山實 藻の香してすなはち鮎をたうべけり 飴山實 Posted on 3 7月, 2010 by ちかた / 0件のコメント 鮎は水中の岩について藻類を食べる。その鮎を食べたあとに、藻の香りがのこっている。それは岩魚でも鱒でもなく、まがうことなく鮎を食べたということ。食べるということは、食物連鎖の中にあるということでもあるのだ。 ※古志HPの「今日の一句」の6月29日掲載分です。 夏、飴山實、鮎 ちかた ちかた の投稿をすべて表示