一句鑑賞/飴山實 飴に煮て鮴は姿を食はせけり 飴山實 Posted on 23 6月, 2010 by ちかた / 0件のコメント 「てにをは」の使い方の見本のような一句。飴煮(甘露煮)は日本古来の保存食。鮴(ごり)とは、沙魚に似て、細身な体の割りに鰭が大きい。この句で、鮴は味だけでなく、その姿を堪能させる魚だというのである。鮴の命の形にも思えてくる。『花浴び』 ※古志HPの「今日の一句」の6月18日掲載分です。 夏、飴山實、鮴 ちかた ちかた の投稿をすべて表示