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月: 2023年6月

一句鑑賞/長谷川櫂

迎鐘土の底よりきこゆなり 長谷川櫂

Posted on 2 6月, 2023 by ちかた / 0件のコメント

あの世は地の底にあるのだろうか。幼少のころ、祖母が家のまえて迎え火を焚いていた様子をおぼろげながら記憶している。その時の感覚では、明らかに空から来る感じであった。日本の固有信仰では死者の霊は裏山に集まり、やがて祖霊として...

一句鑑賞/長谷川櫂

釘箱の釘ことごとく寒茜 長谷川櫂

Posted on 2 6月, 2023 by ちかた / 0件のコメント

釘箱を開けるとなかの釘がことごとく赤く錆びついていたのだろう。釘箱の外に広がる世界も、同様に真っ赤に染まっている。釘の赤がさらにあざやかにみえてくる。 また掲句を音にしてとらえなおすと、「KUGIBAKO NO KUGI...

一句鑑賞/長谷川櫂

風鈴やしんと戦争ありにけり 長谷川櫂

Posted on 2 6月, 2023 by ちかた / 0件のコメント

最後がもし「ありけり」であれば、むかし戦争があったそうだということになるが、この句は「ありにけり」。つまり、そこに戦争があった、そのことにいま気づいたということである。 しかも、この句は「しんと」戦争があったという。戦争...

INFO

句集を刊行しました。もしお読みいただける方がいらっしゃれば CONTACTよりご連絡ください。
句集白桃
句集『白桃』
(古志叢書五〇篇)
著者:関根千方
価格:2,400円+税
仕様:四六判上製/152ページ
発行:ふらんす堂
発売日:2017年3月28日
ISBN:978-4781409498

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  • 迎鐘土の底よりきこゆなり 長谷川櫂 2 6月, 2023
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