安東次男 国一つたたきつぶして寒のなゐ 安東次男 Posted on 17 1月, 2012 by ちかた / 0件のコメント 前書きに一月十七日とある。寒のなゐとは、言うまでもなく、平成七年の阪神・淡路大震災のことである。「たたきつぶして」という言葉で、その直下型地震の激しい揺れのありようがうかがえる。杜甫は「国破れて山河あり」と言ったが、この...