俳句と批評(きごさいイベント「HAIKU+ 今何が問題か」レポート)
五月五日、神奈川近代文学館にて、きごさい主催のイベント「HAIKU+ 今何が問題か」が開催されました。俳句における批評の復活を目的とされたイベントで、気鋭の俳人四名がそれぞれの立場から問題提起を行ないました。以下は、その...
五月五日、神奈川近代文学館にて、きごさい主催のイベント「HAIKU+ 今何が問題か」が開催されました。俳句における批評の復活を目的とされたイベントで、気鋭の俳人四名がそれぞれの立場から問題提起を行ないました。以下は、その...
<前編から続き> ―――日本語の音は無表情ですが、逆に文字は漢字、ひらがな、カタカナと多彩です。リズムと文字表記の関係はどうでしょうか? 複雑に絡み付いている。我々は漢字で「大仏」と書くけど、子どもは「だいぶつ」とひらが...
*2013年12月、某雑誌の特集「日本語の居場所」というテーマで、金子兜太さんにインタビューをさせていただきました。一部ですが、以下はそのときの内容を書き起こしたものです。 ―――日本語の居場所がなくなる危機。この問題は...
漱石は猫で有名ですが、犬も飼っていました。『元祖・漱石の犬』という本によれば、明治三〇年、漱石は鏡子の流産のあと、その傷を癒すためか、一匹の仔犬を飼ったそうです。写真も遺っています。しかし、その仔犬とは一年で引っ越しの際...
明治四三年八月二六日、漱石は療養中の伊豆で大量の血を吐き、危篤状態に陥ります。数日生死をさまよい、一命を取り留めます。これが世に「修善寺の大患」と呼ばれる事件です。このときのことは、翌年四月に発表された随筆『思い出す事な...
運命とは残酷で、また面白いものです。明治三三年、漱石は文部省から英国ロンドン留学を命ぜられます。漱石の俳人としての運命は一旦ここで断ち切られることになるわけです。もし、このまま漱石が俳人としての道を進んでいたら、いったい...