一句鑑賞/飴山實 氷魚を酢に堅田の雨の宿りせん 飴山實 Posted on 11 12月, 2010 by ちかた / 0件のコメント 氷魚(ひお)は鮎の稚魚のことで、「ひうお」ともいう。氷のように半透明な姿をしている。堅田は今の大津市の北部、昔は琵琶湖の交通拠点であり、芭蕉が〈鎖あけて月さし入れよ浮み堂〉と詠んだことでも知られる。氷魚をさっと二杯酢でいただきつつ、堅田の時雨を味わおうというわけだ。 冬、氷魚、飴山實 ちかた ちかた の投稿をすべて表示