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カテゴリー: 飴山實

一句鑑賞/飴山實

送行のひとりは雲を見上げをり 飴山實

Posted on 12 8月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

送行(そうあん)とは、夏の修行を終えた僧たちが寺を去ること。その修行は夏安居(げあんご)や雨安居(うあんご)と呼ばれ、解夏(げげ)に明ける。ひと夏の間こもっていた寺を出て、山を下りる僧たち。そのうちのひとりが雲を見上げて...

一句鑑賞/飴山實

涼しさや井戸をかたへの能舞台  飴山實

Posted on 3 8月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

能舞台は古来、屋外にあるもの。この句の舞台も、能楽堂のように建物の中に造られる舞台ではない。まして、井戸という日常生活で使われるものが側にある能舞台である。いかにも涼しげである。 ※古志HPの「今日の一句」の7月29日掲...

一句鑑賞/飴山實

光琳忌きらゝかに紙魚走りけり  飴山實

Posted on 23 7月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

紙魚(しみ)とは、古くからいる書物の害虫。銀白色の鱗があり、よく走る。尾形光琳はきらびやかさをほこる琳派の大家。紙魚すらも美しく輝くのは、光琳忌なればこそ。光琳を讃える一句。 ※古志HPの「今日の一句」の7月19日掲載分...

一句鑑賞/飴山實

金魚屋のとどまるところ濡れにけり  飴山實

Posted on 14 7月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

夏の昼下がり、道端のひとつところが濡れている。ひと休みしたのか、ひと商売すましたのか、金魚売がやってきたところはかならず水に濡れている。かつて、金魚売は水をはった木桶に金魚を入れ、それを二つ天秤棒にさげて売り歩いた。その...

一句鑑賞/飴山實

藻の香してすなはち鮎をたうべけり 飴山實

Posted on 3 7月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

鮎は水中の岩について藻類を食べる。その鮎を食べたあとに、藻の香りがのこっている。それは岩魚でも鱒でもなく、まがうことなく鮎を食べたということ。食べるということは、食物連鎖の中にあるということでもあるのだ。 ※古志HPの「...

一句鑑賞/飴山實

飴に煮て鮴は姿を食はせけり 飴山實

Posted on 23 6月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

「てにをは」の使い方の見本のような一句。飴煮(甘露煮)は日本古来の保存食。鮴(ごり)とは、沙魚に似て、細身な体の割りに鰭が大きい。この句で、鮴は味だけでなく、その姿を堪能させる魚だというのである。鮴の命の形にも思えてくる...

一句鑑賞/飴山實

鼻さきに藻が咲いてをり蟇 飴山實

Posted on 11 6月, 2010 by ちかた / 0件のコメント

蟇の「鼻」と藻の「花」が水面で出くわしている。その出来事を詠んでいるだけなのだが、どこか生きもの同士の交流をユーモラスに描いているようでもある。不思議とアニミズム的な世界に引き込まれる感じがある。 ※古志HPの「今日の一...

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INFO

句集を刊行しました。もしお読みいただける方がいらっしゃれば CONTACTよりご連絡ください。
句集白桃
句集『白桃』
(古志叢書五〇篇)
著者:関根千方
価格:2,400円+税
仕様:四六判上製/152ページ
発行:ふらんす堂
発売日:2017年3月28日
ISBN:978-4781409498

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