一句鑑賞/飴山實 金魚屋のとどまるところ濡れにけり 飴山實 Posted on 14 7月, 2010 by ちかた / 0件のコメント 夏の昼下がり、道端のひとつところが濡れている。ひと休みしたのか、ひと商売すましたのか、金魚売がやってきたところはかならず水に濡れている。かつて、金魚売は水をはった木桶に金魚を入れ、それを二つ天秤棒にさげて売り歩いた。その呼び声も夏の風物であった。 ※古志HPの「今日の一句」の7月9日掲載分です。 夏、金魚、飴山實 ちかた ちかた の投稿をすべて表示