七草の粥のあをみやいさぎよき 松瀬青々

この句はあまりにさっぱりしていて、物足りなさを感じるかもしれませんが、七草粥とはまさにそういうものです。粥の透き通るような白の中に映える七草の青のように、潔く生きたいものです。一月九日は青々忌。

初夢の吉に疑無かりけり
ひとり寝の一枚かふや宝船
うかとしてまた驚くや事始

いずれも青々の句です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA