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タグ: 長谷川櫂

一句鑑賞/長谷川櫂

丸くして四角なるもの富有柿 長谷川櫂

Posted on 2 11月, 2009 by ちかた / 0件のコメント

富有柿(ふゆうがき)は岐阜産の扁平にして大粒な甘柿。たしかに言われてみれば、その形は丸くもあり、四角くもある。世界の矛盾を引き受けたかのような、その柿の両義的な形を興がる一句。 ※古志HPの「今日の一句」の10月27日掲...

一句鑑賞/長谷川櫂

秋潮の削り削るやあきつしま 長谷川櫂

Posted on 23 10月, 2009 by ちかた / 0件のコメント

秋の潮は満ち引きが激しい。「あきつしま」とは、日本の本州の古名。秋津洲(島)や蜻蛉州とも書く。日本はその国土の三分の二を山林が覆い、三六〇度を海に囲まれた島国である。平地は、その弓なりの国土の輪郭線程度にしかない。それを...

一句鑑賞/長谷川櫂

朝霧や笯を返したる水の音 長谷川櫂

Posted on 13 10月, 2009 by ちかた / 1件のコメント

笯(ど)とは、魚を捕るための仕掛けで、筌(うえ)ともいう。筒状や徳利状に竹を編み、その口に返しをつけて、入った魚が出られないようにしている。朝霧の静けさの中、この竹網の仕掛けが水面に返される。おそらく目前は霧だけであって...

長谷川櫂

夢の世に並びて二つ露の石 長谷川櫂

Posted on 4 10月, 2009 by ちかた / 0件のコメント

この句には、「法然院、谷崎潤一郎、松子夫人の墓所」と前書きがある。この墓所には大きな鞍馬石が二つおかれており、その間には枝垂桜が一本植えられているという。左の石が谷崎夫妻の墓で、右の石は松子夫人の親族の墓。石には左が「寂...

一句鑑賞/長谷川櫂

その声の秋風に似てゐざりしや 長谷川櫂

Posted on 25 9月, 2009 by ちかた / 0件のコメント

前書きから、「その声」の持ち主が安東次男氏であることがわかる。この句は、安東氏の持病である肺気腫が快方に向かったという知らせを聞いて、その返事に詠まれた句のうちの一つ。秋風は日の衰えを感じさせるものであるが、この句は、そ...

一句鑑賞/長谷川櫂

花売の一桶はみな芒かな 長谷川櫂

Posted on 14 9月, 2009 by ちかた / 0件のコメント

一桶をすべて芒が占めている。ほかの桶は秋の草花がいくつか組み合わさって売られているのだろう。その中でひときわ輝いている芒の存在感が伝わってくる。芒を売り買いする人々の声も聞こえてきそうである。ひょっとすると、この作者は桶...

一句鑑賞/長谷川櫂

伐り出して七夕竹としたりけり 長谷川櫂

Posted on 2 9月, 2009 by ちかた / 0件のコメント

山から伐り出してきた一本の竹。伐られる前は他の竹と変わらぬそれであったはずだが、根茎から伐り離されたとたんに、選ばれた竹となる。あとには戻れない。他の青竹にも七夕竹となる可能性は等しくあったはず。しかし七夕竹となったのは...

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INFO

句集を刊行しました。もしお読みいただける方がいらっしゃれば CONTACTよりご連絡ください。
句集白桃
句集『白桃』
(古志叢書五〇篇)
著者:関根千方
価格:2,400円+税
仕様:四六判上製/152ページ
発行:ふらんす堂
発売日:2017年3月28日
ISBN:978-4781409498

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