細見綾子 むらぎもの牡丹を七日見つづけて 細見綾子 Posted on 14 5月, 2011 by ちかた / 0件のコメント 松瀬青々に「むらぎもの心牡丹に似たるかな」の句あり、と前書きがある。「むらぎも」とは臓腑のことで、心にかかる枕詞。しかし、この句には「心」という文字がない。おそらく、心は牡丹そのものにたくされたのだ。心物一如。 出典:『曼陀羅』 夏、牡丹、細見綾子 ちかた ちかた の投稿をすべて表示