母許や春七種の籠下げて 星野立子

一月七日は人日。七草粥を食べる。立子は鎌倉から麹町の星野家に嫁いだ。おそらく正月は麹町で過ごし、七日になって鎌倉の母・糸子のもとへ行くのだろう。七草を入れた籠には、母への長寿の願いも入っている。
出典『句日記』

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