一句鑑賞/飴山實 田を植ゑしはげしき足の跡のこる 飴山實 Posted on 21 5月, 2010 by ちかた / 0件のコメント 田植えの活気や、またそのたいへんさが伝わってくる一句。田んぼを出るたびに、その土をつけた足が跡をつける。それがまだ乾くまもなく、また別の足跡がつく。田植えが終ってみれば、田植えのはげしさをのこしたまま、その足跡が乾きかたまっている。その先には、さぞ見事な植田が広がっていることだろう。 ※古志HPの「今日の一句」の掲載(5月16日)にあたり、書き直しました。 夏、田植、飴山實 ちかた ちかた の投稿をすべて表示